兵庫県の「住民参画型里山整備事業」を支援しました

里山整備を安全に進めるために~高平の里山の未来を考える講習会~

日 時 :平成30年2月3日(日) 10:00~15:00
天 気 :晴れ・曇り
場 所 :NPO法人里野山家(三田市高平地区の里山)
内 容 :午前 講義(里山整備の意義と作業の安全)
 午後 午後 実技研修(里山林除間伐、高木の伐倒(デモ))
参加者 :当倶楽部 7名、兵庫県 3名、三田市 1名
 NPO法人里野山家 18名、三田市高平地区の方(里野山家の会員を除く) 17名、
 里野山家が公募された市民 11名

 兵庫県から委託を受けて、「住民参画型里山整備事業」に取り組まれている地域の活動を支援しました。
 今年度の支援地域(団体)は、三田市高平地区で活動されているNPO法人里野山家です。同法人は都市住民の参加を得て里山整備のほか、地域づくり、伝統文化・技術の伝承、環境教育活動などに幅広く取り組まれていますが、今回里山整備を一層進めるために支援を希望されたものです。
 支援内容は里山整備のマンパワーを支援するのではなく、「里野山家」さんが里山整備活動を継続して実施されるうえでメンバーに必要な知識と技術を習得していただくことの支援であり、事前に現地確認と「里野山家」さんとの打合せを行い、今回は次の内容で実施しました。
 なお、参加者は「里野山家」さんの会員のほか、高平地区の方、里野山家が公募された市民などで、座学には46人が、また実技講習には26人が参加されました。

◆座学-里山整備の意義と作業の安全
 午前中は講義により、一般市民が里山整備に参加することの必要性や意義を、また安全に活動するために必要なことをお伝えしました。
 内容に対して短い時間の講義だったことから簡単に説明したことも多かったのですが、熱心に受講していただきました。

里野山家・講義   里野山家・現場で説明
 座学の様子    放置された里山の状況を説明
里野山家・除伐作業   里野山家・伐り方説明
 照葉樹の小径木を伐採    受け口・追い口も実習
里野山家・ヒノキ伐倒1   里野山家・ヒノキ伐倒2
 当倶楽部スタッフがロープ掛けを実演    ロープは参加者に引っ張ってもらいました

◆実技講習-里山林除伐作業
 すでに里山整備活動の経験がある方もおられましたが、今回は里山整備の基礎を学んでいただく内容とし、まずは里山林の除伐作業を行いました。作業に先立って照葉樹林化した里山の状況を確認していただいた後、小径木の伐採と整理を実習してもらい、1時間弱の作業でしたが森が明るくなったことを実感していただきました。
 その後、高木の安全な伐採方法としてロープを使って複数人で行う伐倒作業を実施しましたが、これは時間の関係で1本のヒノキの伐倒を見学していただくだけとしました。

 限られた時間での講習であり、充分お伝えできたものではありませんが、今回の支援により「里野山家」さんの活動への参加者が増え、里山整備が進むことを期待します。